本記事では応募書類として必要な職務経歴書について書きます。
履歴書だけじゃだめなの?
求人案件への応募書類として必要なのが 履歴書 と職務経歴書です。
最近は職務経歴書は必須であるところが殆どです。
なぜ、職務経歴書を保育園は確認したいのでしょうか?
それは履歴書では、あなたの強みや弱みが分からないからです。
例えば、何歳児を担当していたキャリアが長いのか把握していないと、採用側では欲しい人材か把握出来ませんよね?
全員を面接に呼んで聞くのは現実的ではありませんしね。
なので、職務経歴書は面接に呼んでもらえるかの重要な応募書類となります。
履歴書と職務経歴書との違いは結局、
✅ 履歴書は個人情報も含めて、あなたがどのような経歴で現在に至るかを示したもの
なのに対して、
✅職務経歴書はあなたがいつ、どこで、どのようなポジションで、どんな仕事をしていたのか、を詳細に書いたもので、住所などの個人情報は書かないことが多い。
となります。
なので、職務経歴書は履歴書と違い、あなたが社会に出て働き出してからの経歴を述べたものということになりますね。
職務経歴書はフリーフォーマット
履歴書にはJIS規格というフォーマットがあったので、その分書きやすいと思います。
ですが、職務経歴書はフリーフォーマットです。
自分に合うものをインターネットからダウンロードして使用しても構いませんが、あなたなりの職務経歴書に仕上げるためには、個性があった方がいいですよね。
なので、レイアウトはあなた独自の見やすいものを工夫して作成してください。
分量は役職経験者の方はA4 4枚くらいになるかと思います。
ですが、キャリアがいくら豊富でも5枚以上の分量では、採用担当者が読んでくれません。
採用担当者にあなたのキャリアを知ってもらうことが目的ですので、多くても4枚くらいにまとめましょう。
その際、大事なことは最初に書き、採用担当者は全部は読まないという前提で構成を考えましょう。
職務経歴書に盛り込むべき項目
職務経歴書はフリーフォーマットと言いましたが、書くべき項目についてはだいたい決まっています。
以下の4項目を見やすいレイアウトで書けば良いのです。
略歴 自己PR 要約(保育園ごとに記述) 職務内容(保育園ごとに記述)
略歴はあなたの職歴を3〜4行程度でまとめたものです。
採用担当者が最初に目を通す項目で、もっとも重要な項目です。
自己PRはあなたのポータビリティスキルを書きます。
ポータビリティスキルとは、何処へ行っても通じる本当のあなたの強みの部分です。
そのうち、応募先と接点があるスキルについてピックアップして記述するようにすると効果的です。
私を採用しないと損しますよと思わせるのです。
要約、職務内容については、勤務先ごとに書いていきます。
まずは、どこの保育園でいつからいつまで働いたかを書きましょう。
その次の項目は要約でどんな職務にどれくらい携わり、どんな実績を上げたかを記述します。
特記すべきポジションがあれば記述します。
その後に職務内容として、時系列で書いていきます。
ダラダラと書かず、箇条書きにしましょう。
あなたがどんな立場でどれくらいの人数でその仕事を担当したかを書きます。
職務経歴書は編年体式(時系列)で書こう!
職務内容は時系列で書く理由はいくつかあります。
書類審査のときに、採用担当者は数秒で判断すると言われています。
履歴書と職務経歴書との比較が短時間で可能なため、採用側に良い印象を与えます。
面接では履歴書、職務経歴書を見ながら、あなたのプレゼンを採用担当者は聞いています。
あなたが時系列で自己紹介すれば、応募書類のどの部分を話しているか採用担当者がわかりやすいので、これまた好印象です。
以上の理由がきちんとありますので、時系列で職務経歴書は書きましょう。
直近の職務から遡って書く方法(逆時系列)は、オススメしません。
ネットには、その方法を支持している間違えた情報が氾濫しています。
もしくは、時系列でも逆時系列でも、ケースバイケースでとか書いてあったりしますが、とんでもない間違いです。
採用担当者をしていた私の経験と転職エージェントへ聞いてみた内容から時系列以外はありえません。
キャリアの棚卸をしよう!
職務経歴書はいきなり書き始めると、コンパクトにまとめることが難しいです。
まずは、今まであなたが
いつ、どこで、どんな仕事を担当し、どんな立場で、どれくらいの実績を残したのかを整理してください。
思い出せる限り出し尽くしたら、棚卸しシートを作成してください。
フォーマットについては、今度の記事で例を挙げます。
その中から、応募先に必要なスキルを抽出して、まとめていくことで、だんだんと効率的に職務経歴書が作成出来るようになります。
職務経歴書の基本編まとめ
今回は、職務経歴書とはなぜ必要でどんなことを書けば良いのかを記事にしました。
次回はもう少し具体的な例をあげて、説明したいと思います。