一度応募した求人にもう一度挑戦するのが再応募です。再応募に関する悩みはとても多いのです。再応募といっても内定辞退後の再応募、面接辞退後の再応募、選考見送り後の再応募と3つに分類できます。それぞれに再応募の難しさは違いますので、各々の再応募について解説します。ご一読ください。
内定辞退後の再応募
採用内定通知をもらうことの法的意味をご存知でしょうか?
かなり重みがありますよね?
採用する側にとっては内定取消は「解雇」と同じ意味になるため、簡単に内定取消はできません。
正社員を解雇する基準よりは少し緩いのですが厳しいのと同様です。
採用する側に比べると自由があるわけです。
だからといって意味合いとしては一度その会社を退職していることになるので、再応募の壁はかなり高いです。
普通は転職したら、退職した会社に戻ることはありませんよね?
それをやろうというのが「内定辞退後の再応募」です。
採用担当者はあなたのことは必ず覚えています。
何年も経っていれば話は別ですが。
普通は内定辞退しておいて再応募するのは遠慮するのが良いと思います。
それでも応募したい強い志望動機があれば堂々と再応募してください。
ですが応募しても応募書類を読んでもらえなくては意味がありません。
勇気をもって事前に再応募の旨、必ず電話で連絡してください。
良い返事をもらえない場合は再応募は難しいということです。
そうじゃない場合は気合を入れて職務経歴書をブラシュアップして応募してください。
いずれにせよ何の連絡もせずに応募書類を送るのは良くないです。
求人紹介してくれるだけではなく、転職エージェントはこういう場合に頼りになるものです。
上手く使いこなしましょう。
面接辞退後の再応募
面接辞退の場合は選考途中で辞退していますから、内定辞退の場合に比べると再応募できる可能性は十分にあります。
ただし何の連絡もせずに面接に行かなかった場合は、ビジネスマナーが疑われています。
先ほどと同じで再応募に至った経緯と理由を正直に話しましょう。
もちろん電話連絡で、メール連絡は厳禁です。
謙虚に正直にまずは謝罪をしましょう。
再応募の意志が強いことをアピールしてください。
それでも再応募を受け付けてくれない可能性もあります。
誠心誠意お願いしてみてください。
それでもダメならきっぱり諦めましょう。
転職エージェントには多くの似たような求人があります。
それを使う方が良いかと思います。
過去を引きずっているよりは未来をみましょう。
選考見送り後の再応募
一度不採用になってしまった場合はどうでしょうか?
書類選考で不採用になった
この場合は採用する側は特にあなたのことを覚えていないでしょう。
再応募するのは特に問題ありません。
しかし面接までいかなかったということは、要求スキルをクリアしていない可能性が大きいです。
不採用になった理由を分析して対策してから応募しましょう。
直接応募の場合は不採用の理由を教えてもらえません。
転職エージェント経由での応募であればアドバイザーから「〇〇の理由で見送りになりました。」と教えてもらえます。
その理由があなた起因ではなく、募集側の原因である場合には再応募するのはやめておきましょう。
可能性がないからです。
あなたのスキル不足による場合は足りない部分を補うだけの時間が必要ですが再応募は可能です。
一次面接で不採用になった
一次面接での不採用というのは転職理由と志望動機が明確でない場合が殆どです。
対策としては【キャリアの棚卸し】を行うことで今までのあなたのスキルを整理して、強み・弱みを自己分析します。
転職理由は自己理解して初めて考えることができるものです。
応募する求人をあやふやに選んでいませんか?に書いたように求人選定では転職理由が最も重要です。
転職の目的を今一度考えて明確にすることで転職理由もはっきりします。
志望動機も転職理由に深く関わっています。
さらに「なぜその求人なのか?」を考えることで志望動機も明確になります。
二次面接で不採用になった
二次面接での不採用は様々な理由が考えられます。
書類選考・一次面接を通過しているので、給料に見合う仕事ができるかどうか?を中心に二次面接では見ることが多いです。
結果として給料を下げて内定を出す場合もあるので、不採用になったということは特に恥じることではないと思います。
それよりももう一度求人の口コミなどを再確認することをおすすめします。
再応募すべきでない保育園だとしたら時間の無駄だからです。
求人は生き物です。
良い求人は新たに生まれています。
ハローワークや転職サイトのような直接応募の求人よりは転職エージェントが保有している膨大な非公開求人の方が鮮度はいいですよ。
再応募の前に口コミをチェックしよう
キャリコネ