内定が出るとあなたは内定承諾するか辞退するかを決める必要があります。内定承諾についてはあなたの希望によるとは思いますが、辞退した方が良い保育園があるのも事実です。ここでは内定辞退した方が良い保育園のタイプを挙げますので、あなたの転職活動の参考にして下さい。
労働条件を書面で通知しない
人を雇う際には書面で労働条件を通知する義務があります。
通常であれば何も言わなくても「労働条件通知書」を頂けるはずです。
これは法律で定められている義務です。
逆に保育園のブラック度の確認のためには何も言わずに待っているとはっきりわかります。
普通のところは何も言わずとも書面で労働条件が明示されますので。
採用側が内定を出した後に労働条件を書面で通知してこないとしたら、入職後にも同じようなトラブルが予想されます。
つまりブラックだと判断して間違いないです。
内定は絶対に辞退しましょう。
電話などの口頭で労働条件を伝えられたとしても、それは証拠とはなりません。
重要なことは録音する旨断って、記録に残しておく慎重さも大事ですが。
採用する側も法律を知っている人には変なことはできないものです。
自分の身は自分で守るためにも労基法の大枠は理解しておきましょう。
キャリコネ
年間休日数が105日未満
労働条件通知書をもらったら、休日数には特に注意しましょう。
週休二日制と完全週休二日制は全く違います。
週休二日制は一ヶ月間で週休二日が1度あれば良いことになっています。
完全週休二日制は毎週必ず2日間の休みがあるので全然違います。
完全週休二日制は必ず土日が休みになるとは限らないのでよく確認しましょう。
完全週休二日制、土日祝日休みと書いてあれば、土日祝日の休みが保障されているので安心ですね。
年間休日数が120日を超える場合は問題ない休日数だと思います。
これが105日未満であれば労働基準法に違反するブラック企業です。
内定をもらってから辞退するのは時間の無駄にもなります。
できればブラックかどうかはキャリコネなどの口コミサイトを事前に読むと良いです。
その際あまりに酷い保育園は避けるべきだと思います。
キャリコネ
給料が求人票とかけ離れている
給料が求人票とかけ離れている場合も内定辞退すべきです。
これらを確認できるのは労働条件通知書をもらっている前提なので、それがないと休日数も給料も確認できません。
労働条件通知書の中でも求人票とかけ離れていることが多いのが給料です。
転職エージェントを使っているのでしたら交渉の余地はあるので、なぜこの金額なのかを再度お願いしましょう。
直接応募の場合はあなた自身が交渉するのはなかなか難しいと思います。
この場合は気持ちを切り替えて、内定辞退するのが懸命だと思います。
給料が安いのでは何のために転職するのかわかりません。
別な求人に応募しましょう。
そのようなところとやりあっても時間の無駄です。
入職した後居づらくなることも十分考えられます。
転職活動では効率的に行うことを考えることも重要です。
雇用形態は求人票と同じか?
念のため、あなたが希望している雇用形態に間違いないか労働条件通知書で再度確認してください。
正社員希望だったが、実は話が違ったというトラブルが絶えません。
入職してしまえばあなたの転職回数が増えてしまい、今後のキャリア形成に有利とは言えないのでこの場合は事前に内定辞退しておく必要があります。
もちろん正社員じゃなくてもあなたの希望する働き方通りの雇用形態であれば、問題ありません。
問題なのは求人票と違う雇用形態で雇おうとする雇用主が未だにいるということです。
転職してからでは遅いので十分入職前に注意しましょう。
まとめ
まとめると以下の4点がクリアにならないと内定辞退すべきです。
- 労働条件通知書をもらえない
- 休日数が105日未満
- 給料が求人票とかけ離れている
- 雇用形態が求人票と違う